やっぱり赤はいいなぁ
好きだなぁ
ぞくっとする
やっぱり赤はいいなぁ
好きだなぁ
ぞくっとする
「ビリビリッ」展にお運びくださいました皆さま
誠にありがとうございました
初めての試みの剥がし絵も
制作の過程では
「剥がしたはいいけれどこの先どうしよう・・・」
と途方にくれることもありましたが
力ずくでなんとか形にしました
初めてのART BOOK「ビリビリッ」も
たくさんの方に手に取っていただきました
心より感謝申し上げます
今回の展は錆画の雰囲気から脱したくてウズウズしていたので
あまりの違いに驚かれた方も多いかと思いますが
こちらもわたしの大部分を占める側面でございます
これはちょっと・・・と思われる方もいらっしゃると思います
お好みですので当然だと思います
でもわたしはこれから先も作品に対して正直に向き合っていけたら幸せです
皆さま今後ともどうぞ宜しくお願い致します
そしてART BOOK「ビリビリッ」はspecial sourceのonlineでも販売しております
作品集というとちょっと固苦しい感じを受けますが
この本はコロナ禍の時期に日記のように描きためた
ドローイングや落書きを中心にまとめたもので
日々の雑記から抜粋した文章も載せています
パラパラとめくって楽しんでいただけるかと思います
よろしければご覧くださいませ
紙を破いたときの音
剥がしたときの音
そして感電したときの擬音語
音から名付けた今回の展示「ビリビリッ」
はじめて作ったART BOOKも「ビリビリッ」
大げさな言い方だけど
いろんなものを捨てるつもりで挑んだ
絶対媚びないぞって
自分の心が動く方に行くぞって
そんな青春ごっこに付き合わされる
もう一人の自分はヘトヘトです笑
10月4日(水)まで
青山のギャルリーワッツさんでやってます
ぜひご覧ください
紙を破って貼りつけ 今度はそれを剥がす
そんなことを繰り返しながら作品をつくりました
そして本展と同タイトルの初のART BOOK「ビリビリッ」
こちらも展示作品と共にご紹介いたします
わたしの光と闇が浮き出てきたような本になったと思います
--- Solo Exhibition 「ビリビリッ」 ---
会期:2023. 9.29 fri - 10.4 wed
open : 12:00 - 19:00(平日) 12:00 - 18:00(土日) 12:00 - 17:00(最終日)
在廊日 : 9.29 / 10.4
会場 : ギャルリーワッツ 港区南青山5-4-44ラポール南青山103
03-3499-2662
https://www.wa2,jp @galeriewa2
子供の頃からわたしには「時間」に対する感覚が欠如しているように思う
時間に対しての体内センサーの反応が鈍い
カレンダーを見たがらない
だから計画性もない
すべて行き当たりばったり
それでよく怒られたけど(今でも注意される)
社会性の無い性格だからしょうがない
まあ現実逃避でもあるんだけど
「やばい 」「まずい 」の大雑把な感覚でしか
時間を捉えていないかも
8月ももう終わる
展示まであと一ヶ月
ああ〜やばい !まずい!
《制作中の作品》
もうすぐ7月も終わり
さすがに息切れ気味
でもそんなこと言ってられないぞ
作品を並べて見るのがおっそろし〜
並べて見て
自分の力量を嫌というほど思い知って
落ち込むのがヤダなー
ヤダなー
ヤダよ〜
・・・・・・
さて、駄々をこねたら
現実を受け入れて腹をくくろう
あなた何年絵を描いてる?
そう思ったら当然のことだ
《photo:制作中の作品》
絵をまとめて本にするのは
さぞかし手間がかかるんだろうなぁと想像はしていたけど
こんなに選択の連続だとは
想像以上だった(笑)
横尾さんが
「画家はいつも地獄の一丁目に立っている」って言ってたけど(笑)
今回の本の制作には
一緒に一丁目に立ってくれる相棒がいるからとても心強い
さて、どんな本が出来上がるのかな
楽しみなような
こわいような
《高尾山の猿園にて》
Art Bookの構成を考えていると
いつもの癖でつい思いつめてしまいそうになる
ちがうちがう
思考も絵ももっとカジュアルになりたかったんだ
下手な絵も落書きも暗い自分も
隠さずにさらけ出してしまおう
誰かの為ではなくて自分の為にそうしよう
根拠はないけど
きっといい方に変わる
平和って言葉も
近頃はずいぶんと危うい言葉になってきた
命あるすべての生き物が
与えられた時間の中で精一杯に生きて欲しいと願う愛は
争いを止められないだろうか
そんな単純なことではないと笑われそうだけど
でも結局はそういうことじゃないかな
口にするのが少し照れくさいような
温かくて人間臭いこと
そんな人間の本質みたいなものをわたしは今も信じている
今年の3月末頃から
偶然をきっかけに初めての方法で絵を描いている
その方法とは美術史の中では既に存在しているやり方で
特に新しくもない
「古い技法」だとか「新しい技法」だとかは
自分にとっては重要な問題ではないと思っている
もっと大切にしたいことが明確になったからだ
技術ってその「大切」を支えるための手段でしかないと思っている