2018年12月

年末のあれこれ

2018年12月30日


作品名:青い花 -風の中の物語-







毎年投げやり気味だった家の大掃除。


見る度に放り捨てたくなる紙の山やレシートの束。


今年こそは、と意を決して数日前から禁断の場所に踏み入り


掃除機と雑巾を手に大立ち回りをいたしました。







我が家の猫二頭も、家主が何やらやる気になっている気配を感じ取ったらしく


処分しようと出しておいた賞味期限切れの調味料を


「どれどれ」と嗅ぎに来たり


「もしもし、あの棚の上にぜひとも登りたいのですが


大きくデンと居座った籠をどかしてもらえませんかね。」


というような内容のことをミャーミャーと騒ぎ立て


余計な仕事を増やしてくれたり


何やら気持ちだけは大掃除に参加している様子でした。







何も年末に慌てて掃除を終わらせようとしなくても、とも思うのですが


たどってゆくと信仰につながっているような気がして


この不合理な風習に従ってみたい超日本人的な思考。


風習というものの正体が霧の中にいて、はっきりと見えないのもまた良いな


などとぶつぶつ考えながら、今年はしっかり大掃除を終えましたよ。


やはり気持ちが良いものですね。







2018年はわたしにとって思いの外、心に残る一年となりました。


本当にたくさんの方々にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。







中でも心に残るのは、soraさんでの展示。


「寂寥の月」のような絵が描けたよろこびを語る言葉なし、という気持ちです。


展示会の最終日に見上げた満月を、わたしはずっと忘れないでしょう。


来年も我が道を一歩ずつ歩もうと思います。









明日はいよいよ大晦日。


恒例の紅白を観ながら、2018年にお別れです。


皆さまもどうぞお身体を大切に佳いお年を迎えられますよう


心よりお祈り致します。







ありがとうございました!







 

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