2018年1月

きっかけ

2018年1月28日

 

 

 

 

ものごとを始めるに至ったきっかけ。

 

もしくは終わることを決めたきっかけ。

 

 

 

 

きっかけというと子供の頃に遊んだ人生ゲームを思い出してしまうのですが、

 

サイコロこそ振らないものの、これから進むべき道を左右するような

 

いくつかのきっかけや出会いが、人生の中にはあるように思えます。

 

 

 

 

2014年にatelier galleryで開催した彫刻展「光の祈り」。

 

小林から彫刻の背景に絵が欲しいと頼まれて

 

いつもの「作りたがりの3日坊主」で引き受けたのが

 

わたしが「錆画」を描くに至ったきっかけでした。

 

 

 

 

当時は、そのきっかけがお膳立てしてもらったような気がする上に、

 

なんとなく窮屈さを感じてなかなか素直に受け入れることが出来きなかったのです。

 

 

 

 

結果、錆画の魅力に気がつき、掘り下げてゆこうと決めるまでに

 

随分と遠回りをしてしまいました。

 

聡明な人ならばもっと早くに気がついたことかもしれません。

 

力づくで肯定するように聞こえるかもしれませんが、

 

この遠回りもわたしにとって必要な時間だったのだと思います。

 

今、大切な機会を与えてくれた小林にとても感謝しています。

 

 

 

 

わたしのきっかけは大きな波のようにやってきたのではなく

 

足元に幾度も打ち寄せる小さな波の中にありました。

 

後々振り返ってから気がつくのでしょうね。

 

「あのときがそうだった」と。

 

 

 

 

その小さな波に身を任せて

 

海月のようにゆらゆらと漂ってみると何処に流れ着くのだろう、などと想像してみるのですが

 

いかんせんこの頑固な性格、バシャバシャと全力で犬かきなどをして逆らいそうで・・・。

 

我ながら頭が痛いのです。

 

 

 

 

 

 

新年のご挨拶

2018年1月4日

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。

 

皆様におかれましては、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 

 

 

昨年もatelier gallery にお運びくださいましたお客様、家族、友人に支えられての1年でした。

 

皆様のおかげで、新しい年を迎えることができました。

 

誠にありがとうございます。

 

 

 

 

今までは、この腰の重さ、せっかちな割には何かと後回しにする怠惰な一面を

 

生まれ育った土地と環境のせいにしてきましたが

 

己で作り上げた性格だとヒリヒリと痛いほど自覚しまして(今更ですが)

 

今年こそは身を引き締めて参ります。(三日坊主になりませんように)

 

 

 

 

さて、2018年は10月に三島のsoraさんで、うつしきの小野さんとの2人展を予定しております。

 

プリミティヴで繊細な美しいアクセサリーをつくる作家さんで、絵画とアクセサリーで

 

どのような空間が作れるのか、緊張もありますがとても楽しみです。

 

 

 

 

作品もいくつか新しい試みを考えているのですが・・・うまくいくといいなあ。

 

まあ、何事も最初からはスムーズにいかないからこそやり甲斐があるのだと思って

 

コツコツと努力していきます。

 

 

 

 

これから大寒を迎え厳しい寒さが続きますが、皆様くれぐれもお身体自愛ください。

 

それでは、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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