Photo : 《painting》
あおときい(我が家の愛猫)と一緒に暮らし始めた頃から
心の隅に小さな黒いシミのように存在していた「老いと病」
わたしにも猫たちにも老いはやってくる
特に猫たちは人間よりも早いスピードで歳を取り、猫生をかけぬけていく
ここ数ヶ月、あおの患っている病が
心の隅にあった黒いシミをどんどんと大きくし
わたしは完全にそれに押しつぶされていた
他人から見たらあおよりもわたしの方が病人に見えたに違いない
今、あおから生きることや限りある命を教えてもらっているんだと思う
まだ少し混乱気味だけど
あおと一緒に病を乗り越えていきたい
こうやってブログを書いているわたしの側で
あおは大あくび
「なに感傷的になってるのよ! わたしはまだまだ生きるわよ」
そんなことを言っているような視線でこちらを見つめている
そう、いつだってあおは強く気高いのだ
そしてわたしはそんなあおが好きで好きでたまらないのだ
読んでくださってありがとうございます